P-38カンオープナー:
第二次世界大戦から80年代のCレーションのMRE切り替えまで支給されていた缶切り。兵士がドッグタグのチェーンにぶら下げているのはよく見る光景。
名前の由来は諸説あり、全長が38mmだからとか、38回転でCレーションが開けられるからといわれる。
新品で流通している物の多くは軍への大量納品終了後も製造が続けられた製品で放出品ではない。
現在見かける新品はほとんどU.S. SHELBY CO.刻印だが、アジア某国製のレプリカもある。
一定回数使うと刃がこぼれてくる使い捨て。レーションに同封されていた。
一回り大きいP-51カンオープナー。P-51は現在も災害救援物資用などで缶詰と共に政府や国際救援組織に納品されることがあるらしい。うっすらとU.S. SHELBY CO.刻印が見える。
P-38とP-51カンオープナーの大きさ比較