CWU-36/Pフライトジャケット
陸海空の三軍で採用されている暖気候用フライトジャケット。寒冷地用CWU-45Pフライトジャケットの中綿を無くして細部デザインにわずかな修正が加えられたフライトジャケット。正式名称はJACKET, FLYERS, MEN’S SUMMER TYPE CWU-36/P
機内での火災を想定して難燃アラミド繊維が採用されている。
このフライトジャケットは36、45共に腕から胴体にかけての糸切れが容易に起こるので有名。中古品を買うときはよく見たほうがいい。
84年のCWU-36/P
肩や胸のベルクロベースは部隊ごとに後から縫われたもの。
DLA100-84
背中のアクションプリーツはこの頃すでにない。
スコビルのジッパー
95年コントラクトナンバーCWU-36/P
JACKET, FLYERS, MEN’S SUMMER
TYPE CWU-36/P
2000年度予算のCWU-36/P
SPO100-00-D-
ニット部分
夏用の薄手内貼り
70年代の初期型にあった背中のアクションプリーツが廃止されている。コックピットの突起類に引っかかるとのパイロットからの意見によって修正された。
80年代頃から胸にタブ用のベルクロベースが標準である。
CWU-45/P フライトジャケット
厚手の内貼りを採用した寒冷地用のフライトジャケット。外観はほぼcwu-36/Pと同じ。
50-60年代の朝鮮、ベトナム戦争で使われたMA-1ジャケットの後に採用されたフライトジャケット。
難燃アラミドで独特の光沢があるセージグリーン。
JACKET, FLYERS CWU 45/P
80年度予算の初期型CWU-45/P
背中アクションプリーツがあるタイプの最後期あたり。
DLA100-80-
JACKET, FLYERS’ COLD WEATHER TYPE CWU45/P
アクションプリーツ部分
保温性の高い中綿入りの内貼り。
86年度予算のCWU-45/P
DLA100-86
襟は別パーツのフード取り付けも可能。
フード用のボタンが取り付けられたタイプ。フードに付属するボタンを自分で取り付ける。
95年コントラクトナンバーのCWU-45/P
厚みがある分36Pより丸みを帯びて見える。
アルファの1本線がラベルにある。2本線は民生品。内貼りはポンチョライナーの裁縫パターンと同じで、中綿の位置ずれを防ぐ8の字パターン。
SPO100-95-D