G-1フライトジャケット
30年代に採用され第二次世界大戦から朝鮮、ベトナム戦争から現在まで採用されている伝統のフライトジャケット。海軍、海兵隊の航空隊が採用したフライトジャケット。陸軍航空隊のA2と比較されることが多い。30年代末に採用され、1940年にM-422Aという正式名称のフライトジャケットとして支給され、1943年に ANJ-3 (Army Navy Jacket 3)に名称変更、その後1947年にG-1の名称に変更された。
79年から81年の間に予算削減の影響で一時支給がストップした。現在は海軍、海兵隊、沿岸警備隊で使用されている。
襟のモクモクのおかげでA2より着こなし難度は高め。ご婦人に工事のオジサンジャケット呼ばわりされる可能性もある。
ベトナム戦争頃の69年度コントラクトナンバーのG-1
JACKET FLYING MAN’S INTERMEDIATE TYPE G-1
MIL-J-7823D(WP)
DSA100-69-C-1545
THE MARTIN LANE CO.,INC.
襟は寒風の吹く艦上デッキでも首を守る
海軍タイプで前合わせの部分に「USN」の押しピンマークがある。
脇の下には通気用のハトメ穴が3個。
背中にはA2とは異なる補強入り。
手袋をしていても操作しやすい長い引き紐付き。
左ポケットにある謎の窓。正体はペン挿し穴です。